売却の見通しがつきにくい仲介と違い、買取の場合は条件が合えば数日での現金化も可能です。買主を探す期間も必要ありませんし、探している間の不動産会社とのやり取りや、煩わしい契約手続きの必要もありません。相続や、急な転勤などで急いで不動産を現金化したい方には最適な売却方法といえます。

不動産業者の仲介で買主を探す場合、インターネットやチラシに情報を掲載し、募集をかけますので、知人や周囲の人に知られてしまうことがあります。買取の場合はその必要がありませんので、周りに知られることなく不動産の売却が可能となります。また、仲介の場合と違い、購入希望者が部屋を見学しに来ることもないので、プライバシーを守ることが出来ます。

一般の方が買主である仲介の場合、瑕疵担保責任は売主が負わなければなりません。しかし、買取の場合は買主が不動産業者であるため、瑕疵担保責任を負う必要はありません。※瑕疵担保責任：物件の引き渡し後に隠れた瑕疵が見つかった場合、売主がその責任を負うと定められている。

不動産の買取は多くの場合、不動産業者が不動産買取後リフォームをして再販するのが目的です。ですので、リフォーム費用を払う必要はありませんし、不要な家具や家電も片付ける必要はありません。また、ローンが残っている場合にも弊社が代行して手続きを行いますので、煩わしい手続きは全てお任せいただくことが可能です。

仲介で不動産を売却する場合は、その手数料として仲介手数料の支払いが必要になります。金額は宅建業法で一律に定められており、400万円以上での売却の場合ですと、売却価格×3%＋6万円と定めれています。例えば1,000万円でマンションを売却したとすると、36万円の仲介手数料を仲介不動産会社に支払わなければならないということです。買取の場合は、この手数料が発生しません。